SyntaktでUSBオーディオができなくなったときに確認したいこと

SyntaktはUSBオーディオの機能(正確にはUSB Class Compliantというらしい)が搭載されており、スマホとUSB接続すればそれだけで外部音声入力として認識されます。

どういうことかというと、スマホで演奏動画を撮りたいときにスマホとSyntaktをUSBでつなげてカメラで撮れば、それだけで音がライン録音されるのです。

とても便利なんでよく使うんですけど、これがある日使えなくなってしまい。

Androidで試したところ、挙動としては「外部入力としては認識されているが音声が入ってこない」という感じ。


原因は「SyntaktのUSB Outの設定がmainになっていなかった」でした。

SyntaktでUSBオーディオをするには以下の設定が必要です。

  1. SETTINGS - STSTEM - USB CONFIG内の設定、USB AUDIO/MIDIにチェックを入れる
  2. SETTINGS - AUDIO ROUTING内の設定、USB OUTの値をMAINにする

今回は2がT9になっていてTrack9の音しか出ないのが原因でした。

ここはProject Settingsなのかな、多分。設定した後にProjectセーブしないと電源切ったらまた戻ると思います。

youtu.be

この動画は解決前に撮ったのでUSBオーディオ使ってないですが…


ちなみにSyntakt同梱のUSBケーブルはType A - Type BなのでスマホとつなげるにはType A - C変換が必要となってくるでしょう。iPhoneのカメラアダプタだと少し事情が違うのかな?そのあたり詳しくないですが…

そのときにはUSB OTG対応の変換プラグを使いましょう。

私はこれを買いました。

amzn.to

参考

www.elektronauts.com

Audio MIDI設定、LadioCast、BlackHole

AudioMIDI設定

機器セット

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まずは機器セットを試す。左下の「+」から「機器セットを作成」を選択する。そうして出来上がったものが中央あたりにある「機器セット0402Test」になります。

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アプリによるかもしれませんが、logicだと出力、入力デバイスがひとつずつしか選択できないところ、

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こうやって

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こうやれば

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こんな感じで出力機器を手軽に切り替えられます。

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入力も同様(っぽい)です。

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これがよくわからないんですよね。右下の「スピーカーを構成」を開いたところ。macのメディアプレイヤーでサラウンド再生する時に使うのかな。

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logicのここの設定とは連動してないっぽい。よくわからない

複数出力装置

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これはここでチェックマーク入れた全ての出力から同時に2ch出力しているっぽい

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logicの出力はこういう選択が出る。ここでStereo Output選択してDuetのフェーダー下げていくとmac本体のスピーカーからも音が出ていることがわかる。

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これもステレオしか選べない。「複数出力装置」に関してはこれだけかな?

LadioCast

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これは見たまま。任意の入力を任意の出力につなげる。

BlackHole

仮想的な入出力装置。

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こうやってlogicでBlackHoleを選択すると

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これで音声を聴ける。つまり

  • アプリのBlackHoleに出力すると、BlackHoleの入力に音声が入ってくる

ということっぽい。

一般的なオーディオインターフェース

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こうだとして、BlackHole(BH)は

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こうなるようだ。これがいつまで経っても慣れないが、とりあえず備忘録として書きました。

volca modular

軽い気持ちで買ったがビックリするくらいハマって生活に支障が出ている。年が明けてからいろいろいいバランスでやれていると思っていたが、単にハマっているものがないだけだったのかもしれない。もしくは仕事、作曲の気が抜けてたり、いろんなタイミングが重なったか。

なんか無責任に謎の音を追求できるのが楽しいな。正解もないし、シーケンサーが等速で走ってるからなんかそれっぽくなるし。

あとピアノとかこれまでやってた作曲の延長だと、どうしても「ちゃんとやらなきゃ」とか思って重荷になってたりしたんだが、これはそんなこと何も考えないでいいからな。この安全地帯は意識的に守っていきたい。

気付きも多い。シーケンサーで勝手にグリグリ動いている音は、昔聴いたあの音楽の一部だったのでは?とか。謎が一つ解けた感じ。するとそれをDAWでやる方法も見えてくる。シンセのプラグインシーケンサーとかアルペジエイター流しっぱなしで音を繋げば同じようになるはずである。自分はそれを客観的にみられてなかっただけでは?これはiPadアプリでも自分は気づけなかった。自分の普段の行動からできるだけ逸脱しないとダメだ。

そうなると学習目的で他のものも欲しくなる。model::cyclesは買ってあるけど、あとはSP404 mk2が欲しいですね。

これはほかのことにも応用できて、例えばプログラミングやソフトウェア開発も、普段やってることを違う角度から見られるようにやってみるとか。夢は広がる。定期的にこういう空気は入れないとダメだ。

以下は妄想のあとがき

ZoiaとVolcaを連携させたい

まずCV-INという口があるんですが、これはどうやらピッチを変える、つまりMIDIキーボードで演奏したりする用のinputみたいです

ダウンロード | volca modular - CV入力のキャリブレーション方法 | KORG (Japan)

一般的な用語をわかってなかったので理解に時間がかかりましたが、一般的なステレオケーブルはTRSケーブルと呼ばれ先から順にtip, ring sleeveの部位に分かれていると。CV inは右に1/8インチTRSケーブルを指して、Tipの信号をGate, RIngの信号をCV(Pitch)として扱う、ということのようです。


ZoiaはControlPortからCVを出力できるみたいです。

How Do I Send CV out From the ZOIA's Control Port? : Empress Effects Support

これを読むとTipとRingはそれぞれ入出力に分けられてて、zoiaから見てTipは入力、Ringは出力、ということのようです。なので入力はシンプルにモノラルケーブル使えばいいけど出力はTRSを2chに分割してTipだけ使いましょう、みたいなこと書いてます。結構制限ありますね。


理想はVolca Modularの色んなパラメータをzoiaから動かせたらいいのにとか思ってましたが、そもそもVolca Modular側にそのためのinputが無いわけです。

では「せめてこれはできてほしい」で考えていたテンポ同期を考えます。これはSYNC INを使うのがいいようです。

仕組みはともかく、信号の0から1への変化が連続すればそれがクロックになるということで、メトロノームでも入力しておけばいいみたいです。logic proのメトロノームを音色一種類のみにして音量調整すると同期しました。zoiaからやるにはAudio Outを1チャンネル使えばできるということになります。

Clocking Zoia with Volca : ZOIA

そのためだけにAudio Out1チャンネル使うのもなあ、と思わなくもない。さらに外部からスマホメトロノームをマスタークリックにしてもいいんでないの?とか…。ControlPortから出力するCVをSync Inに入れてクロックできないの?とか…この先は試していくしかないのかもしれない。まずはZoiaのCV outがどこまでできるか。電圧指定でパルスクロックを出せればいけると認識しているが…

【ZOIA大学 モジュラー専修】Empress Effects ZOIAを使って CV加工系のモジュールを勉強しよう! 第6回:Flip Flop & Comparator編 | アンブレラカンパニー | BUZZ

Volca側の仕様はここ見ればよさそうだな。あとでマニュアルに戻ってマニュアルの読み方をおさらいしよう。

Trying to get my Korg Volca sync to work with CV, need some help : synthesizers

その他

電池が切れたからアダプタ買おう。

マニュアルには KA350と書いてあったがこれでもいいらしい。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/266987/

あとで読む

https://harmonic-sound.com/ts%E3%81%A8trs/

Logic Pro Xでタップテンポする方法

バージョンは

10.5.0です。ファイル > プロジェクト設定 > 同期 > 一般 の「外部同期信号とタップテンポを自動認識」にチェックを入れる

f:id:mojo_nobu:20200619092900p:plain

Logic Pro X > キーコマンド > 編集 を開き、右上の検索窓に「タップテンポ」と入れるf:id:mojo_nobu:20200619093254p:plain

ここで割り当てればOK。