Syntakt、およびElektronの対応機種ではOverbridgeを使えばパソコン上でパラアウトできます。DAW上で実際にパラ録りするにはいろいろと設定することがあるので、macとLogic Proでこれをやるための一部始終を紹介します。備忘録です。
Overbridgeのインストール
Overbridgeが入ってなければインストールしてください。デバイスのOSがアップデートされた後にOverbridgeも更新されていることが多いので、動作がおかしい時はチェックしてください。
elektron.se
MacのOSバージョンごとにインストール時に許可する手順が微妙に違うみたいです。詳しくはこちら。
t.co
Macで「Audio MIDI設定」のアプリを開きます。左下の「+」ボタンで機器セットを作成し、右下の「オーディオ装置」からSyntaktを選びます。自分は別のオーディオインタフェースも一緒に使いたかったのでRubix24も一緒に選びました。ここでは選択順でチャンネルの順番が変わります。あとのLogicの設定と合わせましょう。
画面はSyntakt→Rubix24の順番で選んだ状態です。入力チャンネルの1-20がSyntakt、21-22がRubix、出力チャンネルの1-8がSyntakt、9-12がRubixになってます。

Logic Proの設定
Logic Proを開いて上部のメニューからLogic Pro > 設定 > オーディオ > デバイスを選びます。出力デバイス、入力デバイスを上で作成した機器セット(syntakt-rubix)にします。

同じオーディオ設定から「I/O割り当て」を選び、出力チャンネルを選択します。自分はRubixのOUT1/2から出したかったので、ステレオの出力を「OUT1/2」にします。表示されている名前はAudio MIDI設定のものと対応しています。

続いて上部のメニューからファイル > プロジェクト設定 > オーディオを選び、サンプルレートをSyntaktの48kHzにします。
Logic Proのトラック設定
以下の画像のようにトラックを設定します。上のAudio MIDI設定のチャンネル設定と以下画像のチャンネルが対応してます。Track1 - channel3など。下の画像ではもうちょっとStereoでまとめられるところがありますね…

Logic ProのMIDI設定
上部のメニューからファイル > プロジェクト設定 > 同期 > MIDIを選び、以下のようにSyntaktを設定します。

SyntaktのMIDI設定
SETTINGS > MIDI CONFIG > SYNCからCLOCK RECEIVEとTRANSPORT RECEIVEにチェックを入れます。
これでOK!これでLogic Proで録音開始するとSyntaktも再生開始し、録音できるようになります。
雑感
SytntaktってANALOG FX Blockというのがあるんですけど、ここの出力が2chなんですよね。上の方法でパラ録りできるんですが、そこで録れるのはANALOG FX BlockとEffect(Delay, Reverb)を通る前の音です。ANALOGとEffectを通した音を録るには結局1トラックずつソロ再生するしかありません。SyntaktのANALOG FX Blockはただ全体の質感が変わるだけでなく色々と面白い効果を出すこともできるんで、これをどう捉えるか悩ましいところです。