短時間で曲を作る

1週間で1曲公開しよう、と自分で決めてやっているんですが非常に苦戦してます。とりあえず昨日1曲アップしました。(実は2週間前から始めたんだが1曲目は時間がかかりすぎ、失敗した。)

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やり始める前は「短時間で、それも短い曲を作るための知見は貯まるだろうけど、それがほかの局面でも活かせるかは別だろうなー」と考えていました。一定のクオリティを担保するには、どうしても熟考の部分を削らざる負えないという判断です。

しかし実際やってみるとどうでしょう。得られた知見、反省点は大体次のようなものです。

  • 作り始める前に曲調、展開、尺などを書き出す。
  • 今の実力で盛り込めない要素など切り捨て、今後に回す。
  • 聴かせたい音、強調したい音をしっかりと決めて、ミックスを行う
  • 長考厳禁。各作業の時間を決めて取り組む。
  • すべての判断を早めに行う。
  • 手遊び、脳遊びをしない
    • 目的無くピアノなどを弾いたり、メロディをこねくり回すのをやめる

などなど。これらは結局、すべての作業に通じることでないだろうか。そして僕はそれができていなかった。

リソースがあれば無限に消費してしまうダメ人間なのだ。枠を設定することでそれに気づくことができました。というわけで今後ともやっていきましょう。

楽曲の時間で語れること

最近は1~2分の曲を多く作っています。意識的にこれくらいの長さにしているのです。

曲の起承転結を作るのってわりと大変で、例えばポップスとしてまとまった長さである4~5分の曲を作ろうとすると、曲の長さ意外にも考えることが多い。 一番と二番は繰り返しだけど微妙に変えないとつまらない、最後のサビに至るまでに少し起伏のある間奏を持たせたい、とかそういうこと。

でも、特にオーダーのない自分の曲でそういうこと考える必要ないのかもなー。 特に自分の曲はインストがメインなので、長さについてはもっと柔軟になってもよさそうです。 あとみんな、きょうび4,5分もある曲聞いてんの?とも思う。 まあそういう思いで、あえて1,2分の曲を作ってみようかなと。


で、聞くほうは最近ポップスにはまってるんですよ。AメロBメロサビ、二番も同じで、間奏やブリッジがあってラストサビ、みたいなやつ。 なんかねー、こういうお決まりの構成にも理由はあって、その構成に当てはめれば大体イイカンジになる、みたいなありきたりの感想を持ちました。 同じものを二回繰り返して、少し間をおいて三回目をやる。その型自体にも意味と情緒があるし、その型じゃないとできない表現も当然あるんだろうな、と。 もちろんその逆、1分の曲には4分の曲ではできない表現があるのかもしれない。 単純に切り捨てて短い曲を作るんではなく、その辺ちゃんと理解したうえで意識的にやっていきたいものです。

今一番はまってるのはデレマスのメッセージって曲です。ニュージェネレーションズが歌ってるやつ。 メロディだけで言えば本当にAメロBメロサビ(二番繰り返し)Cメロサビみたいなよくあるやつで。で、ラストサビの最後は少し貯めて、みたいなこれもよくあるやり方で。 でもそれでいいんですよね~。3人グループで繰り返しメロディでもパートが変わる、みたいな工夫もあるんですけど。基本的にこれでいいんですよ。 二回繰り返してブリッジがあって、最後少し貯めて、それで満足できる。無駄が無いということかもしれない。安心感もあるのかも。

素直でいい曲作りたいなー。

近代フランスの曲に苦戦

ジャズピアノの練習が進まず…というのもピアノ教室で課題曲になっているリリ・ブーランジェで苦戦中なのです。 近代フランスの曲に挑戦するのは初めてで、これまで練習してたバッハ~ドイツ古典派とは和声の進行も違えば運指も違い、曲も覚えられないし指も回りません。ヤバイ。

で、今朝やっと少しずつ進みだしたのでメモ。


  • 和声進行については、腰を落ち着けて自分なりにアナライズしていけば、頭に入るようにはなった。これやってないと意味の分からない文章を覚えるようなモノかもな…ただ子供のころはそういうのやってなかったなあ。今は自分の中の型みたいなのが邪魔しているのだろうか。
    • 和声進行、ちゃんと解析できなかったけどアルペジオのベース音はおかしな跳躍とかはない感じで、各声部を旋律線として見ていけば構成が見えてきた。よし。

  • 「音楽的な演奏を作っていくためには、まず指がちゃんと動くようになってから」と思って、やみくもに弾いて覚えようとしてたわけだけど、これも良くなかった。上記方法で軽く流れが見えたら、すぐに演奏を作っていこう。
    • 音楽的な演奏を作っていく段階で、嫌でも指の動きは強くイメージしないといけないしな…強くイメージするほど演奏もしっかりしてくるわけだし。

    • これは前も同じこと思ったんだよな。次はさっさとこの段階にジャンプしないと。指使いと軽いアナライズを書き込んで、メロディも頭に入ったら、演奏を作っていこう。


そういえばリリ・ブーランジェはハービーハンコックが激推ししてたから練習することにしたんだった…じゃあこれはしっかりやらないとな!

Watermelon Man練習中

使ってる本の感想

まずこの本について。

ジャズ・ピアノ・コレクション ハービー・ハンコック【新装版】

ジャズ・ピアノ・コレクション ハービー・ハンコック【新装版】

この本、代表曲のピアノトランスクリプション(採譜)かと思って買ったんですけど、いやー早とちりしましたね。 まずバンドで録音されてる曲もピアノソロで弾けるようにアレンジされてます。それに加えて全体的に結構簡略化されてますね。 ピアノソロ(一部)のほかに録音では他のパートのソロも書き下されているんですが、そのピアノのバッキングもシンプルです(まあ右手はそのソロを弾いてるわけで当然なんですが)。 肝心のピアノソロ自体も、バッキング含め結構シンプルになってます。 完璧、とは言わずとももう少し頑張った採譜が欲しかった。買ったのは自分の早とちりなんですが…。 それでも今の自分にとって使える部分は多いので使おう。というか手っ取り早くハンコックのエッセンスが欲しい自分にとっては結構いい本な気もしてきた(ポジティブ)。

Watermelon Man

で、本題です。ジャズを弾けるようになろう、ハービーハンコックみたいなピアノを弾きたい、ということで練習中です。まずはブルースを、ということでWatermelon manから手を付けていく。

上記の本で、Watermelon manはトランペットソロとピアノソロをそれぞれ1コーラス分ずつ採譜されてました。でもこの曲、採譜元になってるtakin offに入ってるテイクはピアノソロ2コーラスあるんですよ…トランペットソロを書くならその分ピアノソロの残りを書いてちょうだいよ、と思っちゃいますね。とりあえず書かれている1コーラス分のソロは弾けるようになりました。このソロおそらく基本Fブルーススケールで、ところどころBbとCのブルーススケールも入ってる、という感じっぽいですね。シンプルなので残りの1コーラスは自分で聞き取ってみようかと思います。

ブルーススケール、と書きましたがネットで調べてみるとブルーススケールについての情報はいろいろ錯綜している気がする。この辺まとめてみてもいいかもしれない。続く…かもしれない。

ジャズ再入門&ハービーハンコック予習

いろんな著名人が講師になって教えてくれるmasterclassっていうオンライン講座があるんですけど、そのジャズ講座の講師がハービーハンコックです。受講することにしました。まだ始まってませんが(9月下旬くらいスタートのようだ)もう申し込みは済ませたので予習をしたいと思います。

ジャズは昔いろいろ試してたんですけどそのときは結局モノにならず…本買って勉強したんだけどなあ。散財しているだけでしたね。そこのところをちゃんと認めて、今度こそは、といろいろ試していきます。

とりあえず今持っている本とかを紹介して現状把握、今後の目標、練習方針などを書いておきます。


今持ってる本

The Jazz Piano Book

The Jazz Piano Book

これを読んどけば大丈夫!と聞いて買ったんですけどさっぱりわかりませんでした!かっこつけて原書(英語)を買ったのもよくなかったけど。でも今だから言えることだけど、全くの初心者がこの本だけ読んでも演奏できるようにはならないと思うなあ。

ブロックコードとかコンピングのリズムとか、ジャズ演奏の各要素の解説はされてるんだけど、そもそも「何を弾けばいいのかわからない」人にその話をしてもジャズ弾けるようにはならないと思うんですよ。英語を話せるようになりたい人に、英語は目的語の前に動詞が来るんですよ、ということを教えずに動詞の時制やら三単現のsやら教えても英語を喋れるようにはならないでしょう、ということです。

いろんな本を読んでもよくわからなかったことがこの本を読むと大体理解できた、自分にとっては救いとなった本です。アマゾンのレビューを見ると中級者向けと書かれているんで、もしかしたら自分がそれまでよくわからんなーと思いながら読んでたものも血肉になってたのかもしれません。なので絶対役立つ、とは保証できませんが、いい本ですよ。上に書いた、英語でいうところの文法の基本を順を追って説明してくれる本。というかそこに焦点を当てた本、かな。上の2冊とこれがあればOKかもしれない。

Bebop Jazz Piano: The Complete Guide (Hal Leonard Keyboard Style)

Bebop Jazz Piano: The Complete Guide (Hal Leonard Keyboard Style)

Post-bop Jazz Piano: The Complete Guide (Hal Leonard Keyboard Style)

Post-bop Jazz Piano: The Complete Guide (Hal Leonard Keyboard Style)

このシリーズもおすすめ。Jazz theory bookとJazz Piano Bookのエッセンス版みたいな感じだろうか。こっちは実践寄りの内容だと思う。Post Bop~よりBebop~のほうが基本が書かれてて良いかも。Post Bopは応用編で、後半の有名ピアニスト毎の解説(エヴァンス、ハンコック、チック、キースマッコイタイナー)がメインみたいなところある。これらのピアニストのように弾きたい、と思うんだったら参考になるかも。なので自分はハンコックの参考にします。

ハンコックを特集したムックで、豊富なトランスクリプションといくつかの楽曲のアナライズが載ってます。取り上げられてる曲がクセがあるけど曲のアナライズがあるのはポイント高い。

ジャズ・ピアノ・コレクション ハービー・ハンコック【新装版】

ジャズ・ピアノ・コレクション ハービー・ハンコック【新装版】

上の楽譜は選曲に癖があるので、もうちょっと基本的な曲の楽譜を、と思って昨日買った。ソロピアノアルバムThe Pianoから全曲のトランスクリプションが入ってるのがとても素晴らしい。

  • 8/17 追記
    • この本についてちょっと思い違いがあったので以下の記事で補足しました。完全なトランスクリプションではありません。 mojo-nobu.hatenablog.com

現状

基本的な仕組みは理解してるはずなんですよね~。どんなコードまた進行の時にどんなスケールが使えるか、そのコードはどういう理屈で置き換え可能か。置き換えとは、最終的にトニックに解決できれば、そこまでの道順(コード進行)が置き換え可能ということ(もちろん互いの音を聞いて合わせるのが望ましいが)。ドミナントのときのスケールが一つのトピックで、そのへんのスケールの選び方は把握しきれていないので随時ジャズスタンダードセオリーなどを見て確認する必要あり。

目標

「ジャズセッションに普通に参加できるようになる」

これでいきましょう。「普通に参加」とは、黒本の曲をセッションの場で決めて、イントロを弾いて、必要であればテーマを弾いて、バッキングを弾いて、ソロを弾けるようになる、ということです。エニキーはどうしよう…時間はかかるとして、毎日の練習時間の確保とその道筋を決めて、あとは続けていくだけ、みたいに持っていくのが第一段階か。

練習方針

ブログに書いて、定期的に動画アップしていきたいところです。アウトプット大事ね。 練習メニューというか方向性だけど、まずはマスタークラスが差し迫っているハンコックの楽譜をなぞって、そこからアドリブ素材を拾っていくか。


まずはWatermelon Man、つまりFブルースから。今日帰ったら早速始めよう。

Takin Off (Reis)

Takin Off (Reis)

よーし、頑張るぞ!

沖縄で安室奈美恵に再会した

沖縄に行って遊んできました。 友達の車の中で安室奈美恵(小室哲哉プロデュース時代)を爆音で聞いていたんですが、これにハマりまして。 その車のオーディオ設備が良いことも影響してると思うんですが、とにかくかっこいい。 まずシンセの音がかっこいい。パキパキッと歯切れよくどのパートも粒立っている。 自分はシンセの音については「どのシンセも同じ原理で電圧いじって音を作ってるんだからそんなに違いはないだろ〜シンセ沼とか理解できんわ〜」などとふざけきったことを思ってたんですが、大間違いでした。 この音はそっくり真似したくなる。同じ音を求めて同じシンセを欲しがる人がいるものわかるし、ソフトシンセよりも音の立ち上がりが良いとされるハードシンセを欲しがるのもわかる。 小室哲哉ギターヒーローならぬシンセヒーローだね。

一方でアレンジについてはbody feels exitのシンセソロは雑だなーとか、たまにめちゃくちゃ強引な転調とか、そういうところもあったりして、刹那的だった90年代を思い出させる(適当)

あっ、僕が好きな曲はyou’re my sunsineとHow to be a girlです。サイコー。

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小室哲哉の話ばかりしちゃいましたけど安室ちゃんが好きなのです。声もいいし。 車の中ではfeelって近年のアルバムも聴いたんですけど、それも超カッコよかったです。

6/6

ベートーヴェンの月光を引き続き勉強していて、なかなか頭に入ってこないというか、クラシックのアナリーゼ自体の読み方があまり身についてないのだろうと思う。

手元にある資料から該当曲の箇所だけ摘まんでくる。

まずは「ベートーヴェン ソナタ エリーゼ アナリーゼ」で、アナリーゼ入門に重心がある本なのでとてもわかりやすいが、曲別になると量が少ない。月光に関しては、前回の日記でも触れたと思うが循環する動機を譜例で示すのみに留まる。まあそれでも僕なんかにはとても助かるんですが。

ベートーヴェン ソナタ・エリーゼ・アナリーゼ!―名曲と仲良くなれる楽曲分析入門

ベートーヴェン ソナタ・エリーゼ・アナリーゼ!―名曲と仲良くなれる楽曲分析入門

次に見るのは「ベートーヴェンの音符たち」で、これはなかなか難しい。

自分の場合は譜例と文章で説明されてもまだわからず、音を出しながら流れをトレースしていかないとやはりよく理解できなさそう。「ここで転調してこれがドミナントになって~」というのは、実際に弾いてみてドミナントとトニックの間にある持つ引力を確認しないとどうにもしっくりこない感じだ。

もしかしたら基礎知識が弱いからこれだけ苦労するのかもしれない。

まず嬰×短調や変×短調と書かれても、どっちが#でどっちが♭かパッと出ないのがもうダメである。フラット感とかシャープ感という感覚がよくわからない。月光はナポリの6というのが良く出てくるようだが、ナポリの和音は自分は長調でしか知らなかったので、これもやはり短調ナポリを楽譜と耳で確認することから始めないとだめだろう。

あと自分の作曲に生かしたいからこうしてアナリーゼしてるわけで、転調したなら音を出してどういう効果があるかというのを耳で確かめないと…

まず嬰、変というのを確認したうえで、転調箇所を音を出しながらさらう、ということをやるか。

もう一冊持っていて、これがかなり曲者である。

この本はどうやら講演の書き起こしのようなんだが詳細は書かれていないっぽい?見つけられなかった。各曲の冒頭の概要はエッセイのような語り口で、そのあとに講演のような内容が続く。

僕はいまだにクラシック特有の「作曲者の没後にその生涯の全曲を見渡して、そこから数字や規則性を見つけては、曲の構成や調と結びつける」といったような解析の方法が肌に合わない。前後の曲との関連とかもできれば排除して、楽譜上の音符の並びだけで解説してほしいと思うのだ。もちろんそれだけだと限界があるのだろう。「別の曲から持ってきた、としないと説明のできない動機」とか。そういう場合はその旨を明記してほしい。「この楽譜だけではこの箇所がこのようになっている正当性を説明できない。なので、おそらくここは~から持ってきたと思われる」みたいな。もしかしてアナリーゼ界では自明なのかもしれないが…

この本はエッセイ部分にいきなり「先日~という推測に思い当たった」とか「私が~という風に感じた事実は確かだ」みたいなのが出てきて「いやいや知らんがな!」となることが多い。ある日思いついたことを書くんじゃなくて、定説とかくれよ。これもまあ、そういう本だと言われればそれまでなんだけど…楽譜から説明しているところはかなり詳細なように思う。ただ上記のような数字遊びや思い付きが散見されるのでノイズが多くてしんどい(なんという暴言)。あとこれもやはり、転調とか、メロディを文章で書かれている箇所がすぐに頭で音にできないのが問題な気がする。

うーん、当面は自分の肌に合うところを自分で抜粋しながら、音を出しながら、追っていく。そんで「アナリーゼ文体」とでも言うようなものに慣れていく、ということになるだろうか。がんばろ。