沖縄で安室奈美恵に再開した

沖縄に行って遊んできました。 友達の車の中で安室奈美恵(小室哲哉プロデュース時代)を爆音で聞いていたんですが、これにハマりまして。 その車のオーディオ設備が良いことも影響してると思うんですが、とにかくかっこいい。 まずシンセの音がかっこいい。パキパキッと歯切れよくどのパートも粒立っている。 自分はシンセの音については「どのシンセも同じ原理で電圧いじって音を作ってるんだからそんなに違いはないだろ〜シンセ沼とか理解できんわ〜」などとふざけきったことを思ってたんですが、大間違いでした。 この音はそっくり真似したくなる。同じ音を求めて同じシンセを欲しがる人がいるものわかるし、ソフトシンセよりも音の立ち上がりが良いとされるハードシンセを欲しがるのもわかる。 小室哲哉ギターヒーローならぬシンセヒーローだね。

一方でアレンジについてはbody feels exitのシンセソロは雑だなーとか、たまにめちゃくちゃ強引な転調とか、そういうところもあったりして、刹那的だった90年代を思い出させる(適当)

あっ、僕が好きな曲はyou’re my sunsineとHow to be a girlです。サイコー。

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小室哲哉の話ばかりしちゃいましたけど安室ちゃんが好きなのです。声もいいし。 車の中ではfeelって近年のアルバムも聴いたんですけど、それも超カッコよかったです。

6/6

ベートーヴェンの月光を引き続き勉強していて、なかなか頭に入ってこないというか、クラシックのアナリーゼ自体の読み方があまり身についてないのだろうと思う。

手元にある資料から該当曲の箇所だけ摘まんでくる。

まずは「ベートーヴェン ソナタ エリーゼ アナリーゼ」で、アナリーゼ入門に重心がある本なのでとてもわかりやすいが、曲別になると量が少ない。月光に関しては、前回の日記でも触れたと思うが循環する動機を譜例で示すのみに留まる。まあそれでも僕なんかにはとても助かるんですが。

ベートーヴェン ソナタ・エリーゼ・アナリーゼ!―名曲と仲良くなれる楽曲分析入門

ベートーヴェン ソナタ・エリーゼ・アナリーゼ!―名曲と仲良くなれる楽曲分析入門

次に見るのは「ベートーヴェンの音符たち」で、これはなかなか難しい。

自分の場合は譜例と文章で説明されてもまだわからず、音を出しながら流れをトレースしていかないとやはりよく理解できなさそう。「ここで転調してこれがドミナントになって~」というのは、実際に弾いてみてドミナントとトニックの間にある持つ引力を確認しないとどうにもしっくりこない感じだ。

もしかしたら基礎知識が弱いからこれだけ苦労するのかもしれない。

まず嬰×短調や変×短調と書かれても、どっちが#でどっちが♭かパッと出ないのがもうダメである。フラット感とかシャープ感という感覚がよくわからない。月光はナポリの6というのが良く出てくるようだが、ナポリの和音は自分は長調でしか知らなかったので、これもやはり短調ナポリを楽譜と耳で確認することから始めないとだめだろう。

あと自分の作曲に生かしたいからこうしてアナリーゼしてるわけで、転調したなら音を出してどういう効果があるかというのを耳で確かめないと…

まず嬰、変というのを確認したうえで、転調箇所を音を出しながらさらう、ということをやるか。

もう一冊持っていて、これがかなり曲者である。

この本はどうやら講演の書き起こしのようなんだが詳細は書かれていないっぽい?見つけられなかった。各曲の冒頭の概要はエッセイのような語り口で、そのあとに講演のような内容が続く。

僕はいまだにクラシック特有の「作曲者の没後にその生涯の全曲を見渡して、そこから数字や規則性を見つけては、曲の構成や調と結びつける」といったような解析の方法が肌に合わない。前後の曲との関連とかもできれば排除して、楽譜上の音符の並びだけで解説してほしいと思うのだ。もちろんそれだけだと限界があるのだろう。「別の曲から持ってきた、としないと説明のできない動機」とか。そういう場合はその旨を明記してほしい。「この楽譜だけではこの箇所がこのようになっている正当性を説明できない。なので、おそらくここは~から持ってきたと思われる」みたいな。もしかしてアナリーゼ界では自明なのかもしれないが…

この本はエッセイ部分にいきなり「先日~という推測に思い当たった」とか「私が~という風に感じた事実は確かだ」みたいなのが出てきて「いやいや知らんがな!」となることが多い。ある日思いついたことを書くんじゃなくて、定説とかくれよ。これもまあ、そういう本だと言われればそれまでなんだけど…楽譜から説明しているところはかなり詳細なように思う。ただ上記のような数字遊びや思い付きが散見されるのでノイズが多くてしんどい(なんという暴言)。あとこれもやはり、転調とか、メロディを文章で書かれている箇所がすぐに頭で音にできないのが問題な気がする。

うーん、当面は自分の肌に合うところを自分で抜粋しながら、音を出しながら、追っていく。そんで「アナリーゼ文体」とでも言うようなものに慣れていく、ということになるだろうか。がんばろ。

return to foreverに再挑戦

僕はハービーハンコックが大好きなんです。でもハービーの音楽はジャンルの振れ幅が大きいうえにそれぞれ作品数も膨大で、注意してないとずーっとハービーの曲ばっかり聞いてしまって、これは良くない。意識的に毛色の違う音楽を選んでいかなければ。

というわけで最近はreturn to foreverを聴くようにしてます。タイトルで「再挑戦」と書いたのは、以前聞いたことあったんですけどあまりピンと来なかったんですよね。今回return to foreverを選んだのは、ハービーの浮遊感のあるハーモニーと粘りのあるグルーヴとは方向性が違うと感じていたからです。 最近少し心に余裕(もしくはエアポケット)ができて、せっかくだから目先を変えてみようかという魂胆です。私も大人なので無軌道に知らない場所に突っ込んで行くよりも、自分の場所(この場合ハービーハンコックの音楽)との関係を確かめながら進んでいきたいところです。こうやってブログを書いているのも、それを補完するためです。

で、久しぶりに聞くreturn to foreverなんですがすごく良いですね。思ってたよりベースがブリブリうねっててグルーヴィーですが、ハーモニーはハービーとは異なり静謐で素直な印象。これこれ、こういうのを試したかったんですよ。フルートと女性ヴォーカルも良い。

今のところ1stと2ndを通して何回か聴きました。ネットのレビューだと「2ndのlight as a featherのほうが好き」といった書き込みがいくつか見られたんですが、僕は1stのほうが好きですね。2ndでは1stよりも曲の輪郭がはっきりしてて演奏にメリハリがあるのですが、それが一方で1stにあった透明で抽象的な世界観をスポイルしているように思います。

3rdもちらっと聞いたんですが、こちらはメンバーが変わり、音楽性も大きくロック寄りになっているみたいです。もうちょっと1stと2ndの世界を楽しんでからそっちに進んでみたいと思います。

昔の日記が出てきた

部屋の掃除は継続中。

奥の方から10年前後前のスケジュール帳が何年分か出てきた。これも別に見直したりしてないので捨ててしまおう。その前にパラパラめくってみる。スケジュール帳は最初は月別に見開き12ページがあって、その後1ページ3日分くらいで、1日あたりが大きめにスペース取られてる形式になってまして。数年分あるスケジュール帳のうち一冊だけ、その大きめなスペースの1日分に、4日に1日くらいのペースで文字がづらづらと書き込まれている。日記である。

これはアカんでえ〜と思いながら、でも向き合わなければと読んでみる。あ〜これはめっちゃやばいやつだ。僕の一番辛くてみっともない時期に書かれたものでした。他の時期には書かれていないのに、なぜこの時だけ書いたのか。あんまり正直に書かれているから、生々しい感情を残しておきたかったんだろうか。当時の自分がそういうことを頭で考えていたとしても、今から見ると、実際のところはあまりに辛くて自分を客観視したかったんじゃなかろうか、という風にも考えられる。実際のところは覚えてないんだが…。

都合の良い思い込みとそれによる行動と結果、それへの後悔、ほかにも嫉妬、自己嫌悪を綯い交ぜに、そのままぶちまけられたあまりにも赤裸々な内容だったんだけど、意外とショックは受けなかった。なんでだろう、今は頭の中で当時のことをある程度整理して、自分なりに納得のいく形で受け止めてられているからだと思う…あれはこーで、あれはおれが原因で。もしくは年をとっていろいろと鈍くなった、だけなのかもしれない。

「辛い」とか何度も書かれていて、確かに辛かったことは覚えているんだけど、それをもう一度脳みそに、臓器に再現するような思い出しかたは今はできない。少し寂しい気持ちもある。これが残っていて後世発見されると困るので捨てた。

雑誌の処分

部屋の掃除はまだ続く。雑誌が幾つか出てきたので処分しなければならない。

ギターマガジン2008年11月号。これは間違いなくマーク・リボー特集が目的で買ったものだろう。ほかに松本孝弘の、B'z20周年ライブの時に使用したギター特集も載っている。

マークリボー特集は、矢野顕子のアルバム「Akiko」に参加したときのもので、アルバムについての話と、その頃に行われた矢野顕子とマーク・リボーのデュエットライブ(今思えば結構攻めた企画である。)についての話。 簡単に備忘録的に抜粋。

  • 矢野顕子とのライブで使用したギターについて。ギブソンHG-00、ハーモニーの53年製ストラトトーン(ボディの薄いエレキギター)。後者は特に気に入っている。
  • ライブでのエフェクター。デラックス・メモリーマン、ヴォックスのワウ。歪みは3つ。マクソンのオーバードライブ、アナログマン、ホットケーキ。LINE6のエコーパーク、ヒルトン・エレクトロニクスのボリューム・ペダル。何よりも大切なのはラディアルのEngineering BigShot EFXを二台。
  • インプロヴィゼーションの手法。コードの上のスケールなど意外と定番の話。十二音技法、オーネットコールマンの話など
  • ワウの使い方。トラディショナルな使い方のときもあるが、多くの場合トレブルとベースのコントロール。それとかなり深いディストーションを組み合わせることで特殊なノイズを作り出すこともある。ワウ・ペダルを全開な状態にしてヘヴィなディストーションを加え、トレブリーなノイズをプレイする。さらにその状態からボリュームペダルを使って音量を下げて低音寄りなノイズを出すと、一味違った感じになるよ。

ノイズやアバンギャルドなプレイのイメージがあるけど、ベースにある考え方や音楽の捉え方はものすごくストレート。led zeppelinを例に、黒人の音楽からハードロック・メタルへの変遷を見出して、それを逆戻しするアプローチを取るなど(ロックは黒人音楽の繊細な部分を全て大きく増幅させるが、自分はその逆に弱くプレイした)、独自の考えから出た結論として、あの独特のギタープレイがあることがよくわかるインタビューだった。あとは楽譜など。


ほかにもクラシックギター講座やエレキギターの仕組みなど、いろんな情報があって、自分はこういうのにいちいち心惹かれて雑誌が捨てられなくなるんだな、というのを思い出したりしたのであった。でもこの雑誌を掘り起こすまでこれらの存在は忘れていたし、そもそも情報自体は別の本だったり、ネットだったり、あるいは人が知っていたりして、いろんなところを循環しているのだ。なので今必要ないなら手放してしまおう!でもマーク・リボー特集はちょっと珍しいから書き起こしてみた。スキャンもしておこうかな。

掃除掃除掃除

掃除というのは捨てること、ということにやっと気づいたのでもうとにかく捨てたり売りに出したりしてます。 もう昔から溜まりに溜まったモノがありまして、それはそれなりに昔から好きだったり気になったりして買ってきたものなので処分するのは忍びないところもあるのですが。 今の部屋に引っ越してきてから3年になるのに全く開いてもない本とかは処分することにしました。好きだったモノを処分するという事実と、好きだったはずなのにあまり振り返らなかった自分の不甲斐なさの両方に心が痛むのですが、このままだとキリがない。悲しいかな自分のキャパを超えたモノが足に絡まって動きにくくなってるんだろうなあと最近実感しております。こういうときのBGMは稲葉浩志だ。B'zでもいいんですが、とにかく稲葉浩志は「あれも捨てろ、これも捨てろ」と言ってくれる。「不安だろう 怖いだろう でもね それがいい」らしいぞ。昔から好きな歌詞なのに今まで実行してこなかった。今こそ実行する時だ。

実際昔のモノを漁ってると結構謎のモノが多くて笑ってしまうんだが、なかでも上戸彩の載ってる雑誌の切れ端が大量に出てきたときは「コイツやべーな…」と昔の自分にドン引きした。

映画製作中

友達にノセられて映画を作っています。僕が監督、初監督です。 最初にいいプロットが浮かんで「やべーな、おれ才能あるわー」なんて思ってたんですけど、実際やってみると大変でした、といういつものパターンに突入しております。

9月?10月?くらいから話が始まって、出演者を募集サイトで募ってオーディションして、脚本を書いて、小道具作って、小道具用の写真も撮りに行って、テーマ曲を作って歌詞を書いて、歌ってくれる歌手(兼出演者)を探して、ロケハンして、撮影場所の許可が必要なところは連絡して、それで風雨のなか撮影して…。

後は編集とテーマ曲の録音というところまでこぎつけました。これらは重い作業だと思うけど、やるべきことが収束してきてるので少し気が楽だ。


映画の内容は、音楽好きの青年が日々の退屈な生活のなか、骨董市で名前のないレコードに出会い、その歌声に感動し声の主を探しに行く―、といった感じです。さわやかな内容で気に入ってます。

作業が大変になってくると「やるんじゃなかった…」とか思ったりもしたんですが。 時間の関係で脚本をどうしても端折らないといけないときに「じゃあここはBGMで主人公の気持ちを補完すればいけるかも」とか考えまして。そうなると自分が映画を作る強みやモチベーションが見えてきて、そこからはある程度自信をもって作業を進められたように思います。


それにしても映画製作ってのは才能とかセンスとか、そういうのよりもリーダー力とか段取り力がめちゃくちゃ求められますね。 必然的に音楽よりも関わる人間が増えるので、演者、スタッフ全員の協力を背負ってモノを出さないといけない。 一人で曲作るみたいに簡単に差し戻しもできない。 うは~鍛えられますワー。

某コンペに出すので、そこでいい結果が出るといいなー。