マダム・フローレンス!夢見るふたり

自分はほとんど映画見ないんですけど、メリル・ストリープ好きの親からこの映画の話を聞いて、またフローレンス・フォスター・ジェンキンスの話は知っていたので興味があって見てみた。ア

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脚本に力技なところがありながらも全体的に手堅い作りで、フローレンス役のメリル・ストリープとシンクレア役のヒュー・グラントの演技を楽しめました。二人とも素晴らしい役者さんやねー。メリル・ストリープは舞台の上方から羽根つけて降りてくる瞬間から完璧に「気が弱くて頑固で不器用なフローレンス」だし、ヒュー・グラントの懐が大きく嫌味なくフローレンスを守り続けるシンクレア(最初ちょっと胡散臭いと思ってしまったが)はとても魅力的だった。シンクレア、ノンフィクションでヒュー・グラントはダンディすぎるだろ〜と思って見ていたがエンディングで見られる実際のシンクレアの写真もめちゃくちゃかっこよかったわ。まあ俳優とのことなのでそういうものなのかもしれない。

フローレンスからシンクレアへの援助で隠れて一緒に暮らしている愛人のキャスリーンは「もうこんな生活は嫌!」と言うんだけどフローレンス自体のことは悪く言わないんだよね。コンサートでも真剣な顔で聞いてて、音痴な歌に吹き出す友人を諌めたりする。フローレンスは重い病気もしてるんだけど、とはいえ憐れむべき弱者というわけでもなく結構めちゃくちゃやる人です。それでもシンクレアやキャスリーン、伴奏のコズメ、メイドさん、普段から仲良くしている人たちは、始まりはお金だったりするんだろうけど、親身に彼女を守っている、というのがなんか良かったですね。