ゼルダの伝説セラピー

ゼルダ」買いました。ゼルダの伝説 Breath of the wild。

なんで買ったのかというと、大げさかと思うかもしれませんが最近自分に「想像力の減退」を感じていたからなんです。最近、あんなに大好きだった音楽を聴いても以前ほど楽しくない、演奏や作曲も楽しみというよりストイックになりすぎて義務感みたいになってきている、寝ているときに見る夢もめっきり見ていない、という感じで、「これが老いか」なんて思っていたんですけど、このままじゃアカんぞと。

どうすればいいのかなーと三連休の初日に考えていて、「ずっと気になっていたけど時間がなくなるから」と控えていたNintendo Switchゼルダの伝説に手を出すことにしました。

で、もうこれが大正解でした。

ゲームの内容についてはもういろんなところで語り尽くされているので触れませんが、このゲーム最大の醍醐味である「広い世界の自由な探索」、これが自分にハマりまくりでした。一応大きな目標は設定されているのですが、特に時間制限や強制もなく、ひたすら好きなように世界を走り回っていい。 道中、イイ感じにちょこちょこと気になる地形(たまに重要なアイテムが落ちているので目標にもなる)やイベントが配置されてるのもニクい。気になる場所があったら方向転換して、そこに向かっていっていいのです。主人公のリンクは壁を登れるので、だいたいどんな場所にも行くことができます。

勝手気ままに走り回って、その道すがらでいろんな刺激を受けて、それが気持ちいいい、楽しい。

なんでこれがこんなに楽しいのかと考えて、一つ思い出したことがあるんですよ。去年末から色々あってちょっと疲れて、今年の3月に転職して、その有休消化で逃げるようにウィーンとドイツに行ってきました。数少ない目的地の「ベートヴェン記念館」に向かう途中の住宅街で、いい感じの坂があって、目的地とは全然別方向なんですけど寄り道することにしました。その坂を登って行くとすぐに住宅の並びは途切れて、墓地の脇をぬけて、その先は広い、共同の畑のような場所でした。

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ここです。

あとはずーっと気がすむまでこの畑の坂を登っていって、ハイリゲンシュタットの街や遠くに見えるウィーン中心部を眺めたりしました。

もうそれが最高に気持ちよくて、その時は漠然と「こういう散歩やっぱり好きだなあ」なんて考えてました。でもそれは散歩やロケーションが気持ちよかったというより、目的地があっても気ままに方向転換する、その自由さに心が解放されてたのかなと今なら思います。

そもそもゼルダの伝説ずーっと気になってたんですが、プログラムの勉強や音楽やってる時間がなくなる、ゲームをやる時間が勿体無い、なんて考えて我慢してたんですよね。それはまあ正しいんですが、100%好きでやってる音楽も「ピアノを気ままに適当に弾くのは時間の無駄、目標を立てて練習しないと」とか考えると、それは窮屈なものになるわけで。そうやって自分を追い詰めていたんですね。

ゼルダの伝説はこの真逆ですね。ゲームも難しいステージをクリアすために努力したりスコアを出すために技を磨いたり、いろいろなジャンルがあります。思いつきからの寄り道が完全に許容されていて、その寄り道が完全に無駄になることはない、その先にいろんな仕掛けが待ち構えているゼルダの伝説は、今の自分には最高にフィットするゲームでした。

まあ、こういう気づきがあったら今後は生活全般に色々気を配ることができるわけで、音楽、ゲーム、仕事、バランスを取ってやっていきたいですね。

ゼルダ始めてから、3日くらい連続で夜寝てるときに夢を見るようになりました。なんて単純なんだ自分。

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完全に余談ですが、ゲーム実況動画、嫌いじゃないしたまに見ることあるんですけど、やはり自分がやるのは全然違いますねえ。好きな場所に好きなときに目を向けられる、それだけで全然違う。いやーゲームって本当に素晴らしいですね。