2015年聞いた音楽

まず残業がしんどかった頃のBGM。

In a Silent Way

In a Silent Way

このアルバムはこの時に初めて良いなと思いました。特に2曲目の「In A Silent Way_It's About That Time」が良い。アンビエントと言われてるがそんなにアンビエントかな?と思う。マイルスのトランペットが入ると途端にダンディさが加わるというか、曲にポジティブなメッセージが入ってくる。それがあまりアンビエントを感じさせない。というかこの辺りになるとジャンル不明の音楽ばかりやってるますね。しかもアルバム毎に違うコンセプトという、わけわからないくらいすごいことをマイルスはやっていると、この頃に知りました。

Bitches Brew

Bitches Brew

今更特に言うこともないアルバム。最高。フロントは相当に熱いプレイをしているのにそれを感じさせない不思議な音像。それはマイルスの意思なのかつぎはぎ編集の弊害なのかはわからないけど、この距離感がリスナーを魅了し続ける秘訣のように思う。

On the Corner

On the Corner

もうマイルスじゃなくていいじゃんって感じもするが。これジョンマクラフリンのアルバムかってくらいギターの役割がでかい。でもギターがフロントじゃないんだよね。ずーっとビートは同じだけどあまり踊れるようには思えない、めちゃくちゃドラッギーですねえ。 amazonレビューだったかで「どこから再生しても同じで爆笑する」みたいなこと書いてて笑った。

Aura

Aura

マイルスの80年代以降はあまり知らないんだが、これは聞いてみるとなかなか良かった。作り込まれた、シンセのアブストラクトなオーケストレーションに揺蕩うマイルスのトランペット。良いです。ただこれはコラボレーションの意味合いが強く、マイルス的にどうこうって語られる作品ではないらしい。勉強不足でよくわかってないけど。

マイルスはここまで。

Venice

Venice

残業がきつくなればなるほど曲の嗜好がアブストラクトになる。2曲目の「Château Rouge」が本当に好きで。明確なハーモニーやメロディがないのになんでこんなに美しいんだろう。どうやら倍音同士の重なり合いで生まれる「メタ・メロディ」と呼べるものが鍵のようだが、そっから先は謎のまま。


5月に小泉文夫さんの記念コンサートに行ったので、一時期民族音楽をざーっとさらってました。あと夏に芸能山城組ガムランを聞きに行ったので、その周辺でもちょいちょい聞きました。

〈JVC WORLD SOUNDS PREMIUM〉法悦のカッワーリー<パキスタン/スーフィー歌謡>

〈JVC WORLD SOUNDS PREMIUM〉法悦のカッワーリー<パキスタン/スーフィー歌謡>

これは熱い。民族音楽って家でCDを聞くとどうしても単調に感じてしまうんだけどプレイヤーが中心となっている録音だと、焦点が合いやすいのか楽しんで聴ける。これは歌物だから尚更良いですね。

芸能山城組ケチャ聞きに行ったつもりがジェゴグがあったり、まあそれはインドネシア繋がりでわかるんだけどブルガリア合唱やらサカルトヴェロ合唱やらがあって結構謎なイベントだった。でもその中でブルガリア合唱が良かったのでCD買ってみました。でも家で聞くと若干退屈かも。

The Ravi Shankar Collection (10cd)

The Ravi Shankar Collection (10cd)

インド音楽は小編成で、聴きどころがわかりやすくて良い。これは録音もすごくクリアで聞きやすかった。小難しくなく、爽やかな感触が飽きずに聞かせてくれます。

ラヴィ・シャンカールは他にオーケストラと一緒にやってるやつ聞いたけど、そっちはあんまりだったなあ。


あと今年はハードロックを久しぶりに結構聞いた。

松本のギターが元気だと曲もぐっと良くなる。3年以上ぶりの新譜で気合入ってるかと思ったがいい意味で力が抜けてる感じ。初回盤のライブDVDは結構楽しみだったけどあまり見なかったな。

Electric Ladyland-Remastered

Electric Ladyland-Remastered

今年になってハマった。ジャム的な演奏でダレるといえばダレるんだけど、こういういい感じにルーズな演奏は最近は主流じゃないのかあまり見ないからなあ。呼吸を感じると言うかなんというか。 今回改めて聞いててノエル・レディングのベースは結構同じフレーズが出てくるなと思った。

Blunderbuss

Blunderbuss

ストライプス解散してからjack whiteの曲はなんとなく聞いてなくて、今更聞いた。かなり良い。基本はブルースというのが聞きやすく、ギターソロとユニゾンするフィドルとか、一曲目のリズムとかユニークな音が聴ける。結構リピートした。

Under Great White Northern Lights

Under Great White Northern Lights

発売日くらいに買ったんだけど全然聴いてなかった&DVDも見てなかった。DVDから見たけど、ライブではなくてドキュメンタリーメインなんだな。じっくり見られた、けどインタビューの内容はいつも通りのらりくらりとした内容で別に核心に迫るものではなかったのが残念だったな。ライブはicky thump(曲)がいい感じ。前はあまり好きじゃなかったけど、2005年くらいの当時のロックだなーと少しノスタルジーを感じてるのかもしれない。

ユアー・ターン

ユアー・ターン

発売と同時期くらいに買ったんだけどほとんど聞いてなくて改めて。やっぱりロックなアルバムだなあと。悪くない、むしろ良いんだけどこのバンドは1stの謎ジャンルっぷりがすごく良かったので方向が変わったのが残念。


あと今年は新しいジャンル開拓もあった。

MERCURY [国内盤] DTR001X

MERCURY [国内盤] DTR001X

うーん、BRDG6で見てすごく良かったんだけど、アルバムだと渋い方向で、期待していたのとは違ったかも。soundcloudに上がってる音源の方が好みでした。

Les Espaces Acoustiques

Les Espaces Acoustiques

  • アーティスト: Ensemble Court-Circuit,Concerto Polacco,Giogio Bernasconi,Francoise Rivalland,Marcel Reijans
  • 出版社/メーカー: Accord
  • 発売日: 1999/10/11
  • メディア: CD
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Grisey: Les espaces acoustiques

Grisey: Les espaces acoustiques

スペクトル楽派ってよくわかってなかったけどフェネスとか聞いてたらちょっと近づけた気がする。とはいえグリゼーのこの曲はまだよくわからん。聞き方は多分間違えてないと思うんだよなあ。聞き込んだらきっと楽しいはずなのでもうちょい頑張ってみよう。

J.A.T.P.イン・トーキョー ~ライヴ・アット・ザ・ニチゲキ1953

J.A.T.P.イン・トーキョー ~ライヴ・アット・ザ・ニチゲキ1953

エラ・フィッツジェラルドの涼しげな声で、ずっとなんとなく避けてきたジャズボーカルへの扉が開いた。インストものより演奏が落ち着いて、テクニックやアンサンブルより曲として楽しむ感じになりますね。

Intimate Ella

Intimate Ella

でもピアノデュオのこのアルバムはあんまり、だったかなあ。しっとりとバラード中心だったから飽きたのかもしれない。


あとはジャズとクラシック。このへんはあまり開拓はできなかったな。

Miltons

Miltons

ハービーハンコックのディスクガイドで絶賛されてたけど、あんまり・・・だったかも。声は最高にいいので多分ちゃんと聞けばいいのかもしれないけど、なぜかあまりちゃんと聞かなかったな…。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集

グールドより丁寧な印象でじっくり聴けるのが良い。これはこれから末長く付合っていきたいやつ。ハンマークラヴィーアとかこれで聞くまで退屈な曲だと思ってた。長いので…

ハチャトゥリアン&イベール:フルート協奏曲集

ハチャトゥリアン&イベール:フルート協奏曲集

イベール自体初めて聴いたがフルート協奏曲はかっこいいね。近現代の音楽はもっと色々聞こう。

なんか全体的に雑な感じで聞いてたのかもしれない。来年はもっと大音量で丁寧に聞こう!