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the information / beck

グエロでベックにハマって、自分のベック熱が一番高いときに出たアルバムがこれなのですが、はじめて聞いたときから今までずっと「なんだか掴み所のないアルバムだなあ」という感想です。なんか一曲ずつがあまり主張してこないというか。

 
 
なんでそういう風に感じるのかと考えてみると、歌モノなのに感情があまり重視されていないのかなと思います。「情緒を否定している」ほど厳しくはないけど、うまく情緒が出るのを避けてるような音作り。かっこいいだとか泣けるだとか、そういうのは無し。
 
で、情緒がない音楽には何が残るのかというとそれは「型」です。
 
必要な音を配置して、その場所、バランスで曲として成立させる。ベックの脳を通じて出てきたヒップホップ、ロック、サイケデリックを、一度エモーショナルを排除して型だけで曲を作り上げた結果がこのアルバムなのかのと思います。
 
なんでそういうことをしたのか。前作Gueroが出世作Odelayと近い作風なことと関係があるんじゃないだろうか。beckの音楽はGueroで一周したのではないか。なので一度頭の中身を整理する必要があったのでは?
 
そしてこのアルバムで研ぎ澄まされたbeckの「型」は、続くModern Guilt、Morning Phaseでそれぞれ純度の高いサイケロックとアシッドフォークを生み出したのだった。今後のbeckの作品も本当に楽しみだ。
 
 

Information

余談だがこのアルバムのジャケットは白い方眼紙だけといった簡素なもので、同封されてるシールで自分の好きなようにジャケットを作れるようになっている。
 
自分もシール貼ったんだが今見るとクソだった。でもこのアルバムの話をしたならその写真を公開せねばなるまい。
 

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なんかゴチャゴチャしすぎ。ひどいよこれは。

 

で、これが裏側。曲順になっている。

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スペース足りてねえな。

 

で、一番見て欲しいのはこれかな。

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武道館でのライブ前にベックのサイン会があったんだよね。ラフォーレ原宿で。ベックのサイン待ちですごく並んでたんだけど、自分はそれには並ばず、その日開催されてたベック展みたいな会場(the informationの曲のPVとかポスターが飾られてる)をぶらぶらしてたら、サポートメンバーの面々がそこに登場!ベックのサポメンはみんな華がある。そこに人だかりができ、自分もそれに便乗してサインをもらいました。

これはベースのJMJ, ダンサーのライアン、キーボードのブライアンのサインですね。ブライアンは見ればわかるけどJMJとライアンのサインはどっちなのか忘れてしまった。覚えているのはJMJが見た目通りすごく気さくだったこととライアンがめちゃくちゃオシャレでカッコ良かったこと。