川本真琴ワンマンライブ2014『復活バビロン王国』(改め『原始人』)

川本真琴のライブを見てきました。二年前の『風流銀河girl』、去年の『風流銀河girl2』 、そして今回と3年連続でのワンマンライブ。かつての活動ペースからは想像できないほど精力的でファンとしては涙がチョチョぎれますよホント。ライブタイトルは最初『復活バビロン王国』と発表され公式ページにもそう書かれているんですがMCで『原始人』に変わったことを話されてました。直前に変わったらしい。どちらにしても謎だけど笑

セットリストが以下のページに登録されていました。

川本真琴@渋谷CLUB QUATTRO (東京都) (2014.12.05) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】

  • ギミーシェルター
    • gobbledygook(2001)
  • 夜の生態系
    • 音楽の世界へようこそ(2010)
  • FRAGILE
    • gobbledygook(2001)
  • DNA
    • 桜(1998)
  • 願いがかわるまでに
    • 願いがかわるまでに(2013)
  • 少年
    • ぱいぱいでか美への提供曲(2014)
  • Gradation
    • 願いがかわるまでに(2013)
  • That star in the vicinity of the moon
    • 願いがかわるまでに(2013)
  • FUNCTION
    • 願いがかわるまでに(2013)
  • 1/2
  • first flight night
  • フロントメモリー
  • ぶーしゃかLOOP
  • 聖クリスマスだよ~ゴロニャンず
    • ミュージックピンク(川本真琴withゴロニャンず 2014)
  • 愛の才能

書き出してみました。収録アルバムまたは発表年度を併記してみたんですがそれはなんでかと言うと、キャリアの長いミュージシャンのライブでセットリストが新旧おりまぜられたものだと僕は何となく充実した気持ちになるんですよね。川本さんのように作品の幅が広いとなおさら。リリースされた楽曲が本人の手元で再構成されていく感覚というか、そういうのが好きなんだと思います。

会場BGMは民族音楽のようなアンビエントのような不思議なものでした。暗転してキーボードのベルのリフレインからギミーシェルター。その後に再度冒頭と同様のリフレインに超ヘビーなギターが重なって夜の生態系。ん〜かっこいい。

続いてなんとFRAGILE!!嬉しすぎる!キーボードは葛岡みちさんで、エレピのイントロからアコギからking size bedroomツアーでのアレンジで。この大曲を3曲目でやるとか予想外すぎる。最後のサビは繰り返し無しで、長い後奏には入らずにジャラララーンとそこでバンド演奏は終了、続いてステージ下の上手側にDJが控えててしばしDJタイムがあって、ブレイクからFRAGILE後半のコーラスとDJの高速ブレイクビーツが重なる!凄い!新しいアレンジだ!…となるのが多分理想だったと思うんですけどFRAGILEのコーラスが乗ってこれから盛り上がる!ってところでDJの音がトラブルがあったみたいでブツッと切れちゃったんですよねえ。そのまま曲は終了してしまいました。

これは本当にもったいなすぎる!その後MCは無く続けてDNAの冒頭を川本さんが軽く弾き語ってから、改めて口笛のイントロからバンド演奏をしたんですけど、多分オープニングからDNAまで全部繋げて演奏するつもりだったと思うんですよね。FRAGILE後奏の重厚さを疾走感に変えて、前半のアゲからリラックスしたDNAに繋がっていたら…構成美に想像だけで昇天しそうです。 Fragileの後奏でトラブルがあったからそれまでのDJプレイ自体が浮いた感じになってしまったのもあってこれは痛かった…。

DNAは終止リラックスした雰囲気で、本当にいい曲だなあと聴くたびに思う。デビュー時からずっと演奏されてて本人にもファンからも愛されてるという感じ。

MCは「何も考えてない」と言ってカラオケの話などをつらつらと。アナ雪で94点?を出したとかで歌いだしを少し歌ってすぐやめてました笑

「アナ雪よりも大変な曲です」と言って!これも初めて聞けました。嬉しい。イントロで一瞬わからなかった。アレンジはアコギが中心でCDアレンジをそのままバンドに置き換えた感じ。桜、ピカピカ、微熱あたりはライブでほとんどやらないし実際難しそうだ。石川鉄夫アレンジをライブでやるのは困難そう。

願いがかわるまでにはピアノ弾き語りとバンド演奏で。この曲は凄く好きだ。最近でも出色の出来だと思う。ステージ向かって右手の壁にあるスクリーンに映像が流れてました。ひまわりの映像をバックに歌う女性の映像だったけどあれは川本さんなのかな。いつの映像だろう?

ここで再度DJタイム。「もう大丈夫です!」とワブルベースを交えながら演奏。川本さんもDJブースに現れて盛り上げる…んだがここで再度トラブル。うーん。復旧までMCで繋いで、ぱいぱいでか美への提供曲、少年。初めて聞いたけどなんかトゥマシェリのようなイントロだった笑 ここでも多分DJは曲と自然に繋げる目論見だったんじゃないかなあと思うんだけど途切れたせいでダブステップ風の演奏が浮いてしまってた。

gradationThat star in the vicinity of the moonFUNCTIONとダンスナンバーが続く。あれ、ここ3曲も続いてたっけ?覚えてないや…最初は驚いたがっつり踊る川本真琴ももう慣れた感ある。

ドラムのビート上に乗ってMC。うろ覚えだけど「会ったばかりでまだ何もしてないのに、何県から来て何の府から、何の都から、何の道から来たのか知らないし名前もまだ聞いてないけど、今夜君の、君の、(演奏ブレイク)君のハートを奪いに来ました」、で1/2のイントロ。サマソニのときも似たようなMCをしていて、そのときはヒット曲に対する照れでこういう導入にしてるのかと思ったけど今回見てると結構ノリノリでやってた笑 こういうちょっとしたMCでも歌詞の世界観を感じられたりして、やっぱり川本真琴は良いなあと思いました。2番のサビを客に振って大盛り上がり。

キーボードのイントロからfirst flight night。これはめちゃくちゃ良かった!今回一番良かったかもしれない。CDでは伴奏はエレキギターストロークだけだけどライブでは必ずバンドのアレンジ。バンドアレンジのほうが断然好きだ、さわやかでさり気なくて感動的で。

最後は神聖かまってちゃんに参加したフロントメモリーのカバー。終盤なのに叫んで声量も十分。凄い迫力でした。

ここで一旦終了して、続いてアンコール。大きな眼鏡かけて出てきたけどあれは岡村ちゃんの真似だったらしい。そしてまさかの岡村ちゃんカバーのぶーしゃかLOOP。いやーこれは楽しかった。客席から男女一人ずつステージに上げて一緒にぶーしゃかしてた。やっぱり歌がうまい。声に張りがあって歯切れが良くて、シンプルに心地が良い。リズム感が良いのかもしれない。

ここで新しく結成したゴロニャンずのメンバーが登場。「最後にみんなの知らない曲をやります」と言ってライブ会場で販売してたアナログ盤から聖クリスマスだよ~ゴロニャンず

そこで終了かと思ったらダブルアンコールで愛の才能。バシっと締めてライブは終了したのでした。


僕は今回の目玉はやっぱり冒頭4曲だったと思います。序盤から大曲のFRAGILEを演奏する選択に川本真琴のミュージシャンシップを強く感じた!それだけにトラブルは悔いの残るところですが…でもやっぱり川本真琴いいなあと思いましたね。最新の姿を見せる。昔の曲もやる。新しいアレンジに踏み込む。年に一回、そうやってライブを見せてくれるのはファンとしては幸せの極みですよホント。